Surrender: ボノの自伝
U2のフロントマン、ボノによる回顧録『Surrender』。
オーディオブック版はなんと、回顧録をBono自身が語るという豪華な内容。
ボノの肉声で収録というだけでなく、音楽やBGM、SEも収録されていて
没入感がすごい。
いままでAudibleやポッドキャストもちょくちょく聞いてきたけど、
ここまで有効に音を使えているのはなかなかないかと。
まだ4章までしか聴けてないですが、軽い感想・レビューを。
オーディブル版のレビュー
ざっくりと箇条書きで書いていきます。
- ボノの声はじっくり聴かせる感じで相性ばっちり 間の取り方もうまい
- ただ曲が流れるだけでなく、貴重な音声も。
- たとえば章の頭や切り替え部分にはタイトル曲の弾き語り
- ほかにも iNNOCENCE + eXPERIENCEの出演前のパティ・スミスの前奏や観客の声が流れるなど臨場感もばっちし
- BGMやSEも邪魔にならないぐらいの絶妙なタイミング・頻度で入ってくるので読書体験を妨害しなくていい
- 文字で読むよりしっかり物語に入り込める
やっぱり本人が語る自伝はいいなと - 他アーティストの曲を一部使用していて、権利どうなってるの、と言いたくなる気合の入れ具合
他にも気になった部分あれば追記していきます。
いやー、1章にも書いてある通り、Bonoはほんとにハードワーカーなんだなと。
分厚い自伝を書いて、20時間かけて収録して、
ツアーに出て、アルバムも収録し、
色んな媒体のインタビューに出て、
ラスベガスのMSGスフィアにも備えるという。
62歳だというのに
なんともタフななロックシンガー。
ちなみに昨日からサレンダーのツアーもNYから始まっていて
アイルランド人のバイタリティーはすげーなと驚くばかり。
またちょくちょく感想書いていこうかと。