音の壁.com

ゲイが独自の視点で音楽トレンドやDTM日記(Ableton)について語るブログ。ポッドキャストもやってます。

『ストップ・メイキング・センス』と『アメリカン・ユートピア』を見比べて思うこと。

熟年のデヴィッドバーン

先日、4Kリマスター版の『STOP MAKING SENSE』を見て、
やっぱり良すぎたので、数日後『アメリカン・ユートピア』も見た。

 

一つ気づいたことがある。

 

例えば、一つのハイライト曲
「Burning Down The House」を聴き比べる・見比べるだけでもそれはわかる。

 

 

 

 

全盛期の頃と比べ、声量やエネルギーみたいなのはさすがに落ちているけれど、
歌いまわしのテクニック、たとえばしゃくりとか細かい語尾のニュアンスとかは、
最近の歌唱の方が優れていること。

 

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーなんかもそうなんだよね、
自分の今のスタイルに合った最高のボーカルで歌い上げていて、
テクニックは落とすどころかまだまだ伸び続けていいる。

 

「老いる」のは決して悪いことじゃない、
というのを見せてくれるのはさすがデヴィッド・バーンだなと。

 

最高のライブ映画なので、
無理にでも時間を取って見てほしいなと思うばかり。

 

otonokabe.com

 

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