音の壁.com

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デペッシュモードの新作アルバム『メメント・モリ』を聴いた感想

Depeche Mode / Memento Mori

全世界待望、6年振りのデペッシュ・モードの新作アルバム
『メメントモリ』がようやく発売。

 

聴いたときの印象を残しておきたいので、
聴きながらざっくり全曲レビュー。

 

1曲目の「My Cosmos Is Mine」から
ダークで濃い全盛期のDepeche Mode節全開。
往年のファンも納得のOPかなと。

 

続く「Wagging Tongue」は意外と明るめのエレポップ。
クラフトワークの「Space Lab」を思い出したのは自分だけでしょうか。
死を歌う歌詞も意味深で〇。

 

3曲目の先行シングル「Ghost Again」。
後半の展開も含め、完璧な一曲。

 

「My Favorite Stranger」
イントロからグッと引き込まれる、
これも古参ファンほいほいな一曲。

ノイズがひたすら気持ち良い。
個人的にかなりお気に入り。

 

「Soul With Me」はちょっと意外な展開で、
今風のデペッシュ・モードな感じ。
コード展開も凝ってて聞き込めばききこむほど良くなりそう。

 

「Carolline's Monkey」は
昔のなんかの曲に似てるけどなんだっけ・・・。

 

「Before We Drown」
後半はしっかり盛り上げてくれて聞きごたえのある一曲。

 

「People Are Good」

昔の名曲「People Are People」を今風にリメイクした
音響のサラウンドな広がりが気持ち良いので、
ぜひともヘッドフォンで聴いてほしいなと。

 

「Always You」

バックの電子音がかっこいい
ブレードランナーのサントラに入っていてもおかしくないようなSFサウンド。
ちょっとThe Cureを思わせる部分も。

 

「Never Let Me Go」

昔のあれを思い出す曲名。
ギターが一番鳴っている曲かも。

 

「Speak To Me」

宇宙に旅立っていくかのようなラスト曲。
アルバムの締めにぴったりで、ほんとに聴かせてくれるな・・・。

 

アンディーフレッチャー死後の作品ということで、
非常に力が入っていて妥協なきアルバムというのが
聴くたびに伝わってくる。

 

 

捨て曲なしのアルバム。
全盛期の『Black Celebration』や『Ultra』にも並ぶ出来で、
メロディ的にも聞きやすいものが多いので、はじめての方でも入りやすいかと。

日本では知名度低めですが、
U2やブルーススプリングスティーンとかと並ぶぐらいのバンドなので、
ぜひとも聞いてほしいなと。

 

Memento Mori

Memento Mori

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2022年のベストソング振り返り記事。

www.nejimakiblog.com

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