耳で世界一周旅行
世界中の音楽をあつめた荻原和也さんの書籍『音楽航海日誌』が発売されました。
bunboni こと荻原和也さんが音楽ブログ「after you」に
2日に1本欠かさず投稿されている10年分を再編集したもの。
たまにブラジル音楽を中心にブログも拝見させてもらっていたので、
けっこうなお値段でしたが、せっかくの機会にということで購入。
アマゾンで注文したんですが、ボリュームがとにかくすごい。(軽く鈍器です)
2200枚のアルバムをフルカラーで掲載されています。
内容としてはこんな感じ。
日本を旅立ち、アジアから中東、ヨーロッパを回って北米へとたどる西回りと、太平洋を渡って中米・南米、カリブ、ブラジル、アフリカまでの東回り、
ふたつの航海で巡る怒濤の世界音楽ガイドです。
思っていた以上のボリュームで、
読み通すのに(聞きとおすのに)何年かかることやら・・・。
日本の項目が「ザ・ピーナッツ」で始まっているのも興味深かったです。
日本はもちろん、個人的に好きなブラジル音楽の項目をみても、
かなり充実していて読み応えがありそうです。
名前を聞いたこともない国の音楽もたくさん紹介されていて、
個人的にはインドネシアやベトナム、南米、南アフリカ、あたりの音楽が気になりました。
自分が訪れたことのある音楽を聴いていくのもいいかも。
Spotifyなどストリーミング配信されているアルバムも意外と少なくなさそうで、
ワールド音楽好きの方は必読の一冊かと。
ピーターバラカンさんの『Taking Stock』もまだ途中なのですが、
まずは西回りで日本から音楽の世界一周旅行をしていこうかと。
おすすめの音楽が見つかれば、たまにはこのブログや音の壁ラジオでも紹介しようかと思います。